2025.5月号/Vol.266
お客様と打合せをしているとき、「○○で一流になる」というお話がでてきました。一流とはなんだろう? お客様の言う一流とは、何なのか? そして、自分にとっての一流とは何か? 考えるキッカケとなりました。
一流大学、一流企業、一流レストラン、一流○○。世間には一流という名の付くものが結構あります。例えば一流企業なら企業規模が大きい、売上高が大きい、従業員数が多い、知名度が高い、そういった要素を備えている企業を指すのかもしれません。
では、一流の人とは?
「結果を出し続ける力と、人格や誠実さを兼ね備えた存在。周囲に影響を与え信頼を積み重ねて、高い目標に向かって努力し続ける人のこと。」これは、Chat GPTに質問したときの答えです。なるほど、その通りだと思いました。私が思い浮かべるのは、イチロー選手です。常に高い目標を掲げて、努力を重ね、現在も高校生などに自分の経験や知識を伝えている、誰に聞いても、「一流の人」と言われるでしょう。他にも、世間で一流と呼ばれている方々は数多くいます。
自分なりに考える一流とは単純だけれど地道なものではないか? と思います。華やかな成功ではなく、他人からの評価でもない。自分自身との約束を守り続けることができ、どんなときも誠実であること。
いろいろな考えや価値観がありますし、答えを見つけ出すのは難しい問いですが、私なりに仕事の現場でも「この人(会社)一流だ」と感じることがあります。
例えば、約束を守る。問題があればすぐに動き、判断し、相手のせいにしない。誠実で真摯に仕事に向き合い続ける。そうした姿勢に、私は一流を感じました。派手な言葉や、うわべだけの優しさではありません。現場での姿勢そのものから、「一緒に良い仕事がしたい」と自然に思える、そんな方が、私の周囲にいらっしゃいます。
一流とは、特別な何かではなく、日々の小さな積み重ねの結果であり、誰かに認められるためではないようです。世間が認めたから一流、成績がいいから一流、知名度が高いから一流?
このように、「後付けの基準」に当てはめようとすると、「どこか違う」と感じると思います。この違和感を大切にして、「この人すごいな」とか、「この人は揺るがない人だ」と自分が自然に尊敬できるような人を一流だと気づくことができました。
自分が一流になる、というのは難しいことです。それなら、後から貼られたラベルに振り回されることなく、静かに心の中で感じ取れる人を大事にして、そのような人から学び、自分なりに成長していきたいと思います。
「あの人一流だよね。」そんな会話があったら、みなさんも一流について考えてみてはいかがでしょう。