2025.12月号/Vol.273
今日の人手不足は業界を問わずいわれています。全体的な傾向として、働くほうが仕事を選べる時代となり、転職やダブルワーク、スポットワークも一般的になりました。転職サイトをのぞいてみると、労働条件や人間関係に加えて、「働きがい・やりがいのある仕事」を求めて転職する人も多いそうです。
さて、「働きがい、やりがい」とは一体何なのでしょうか。ネット検索したり、AIに聞いてみたりしましたが、やはりぼんやりとした答えしか返ってきません。たぶん、それは人それぞれ感じるもので、明確にこれ!というものではないからでしょう。また、働きがいややりがいは、自分で感じ取るもので、人に与えられるものではないからだと思います。
いま、弊社のホームページのリニューアルを進めています。日ごろ、お客様には「情報発信は大切です」とお話ししている一方で、自分たちの会社の作業はつい後回しになりがちでした。しかし今回の作業が、いままでの仕事を振り返る良い機会になっています。仕事の積み重ねの中で、ひとつひとつ「働きがい、やりがい」の「種」となったものを考えてみると、数字や仕事の大小では測れない気持ちや経験があったことがわかります。みなさんも多くの「種」をお持ちだと思います。
一方で、時間も気力も注いだけれど、お客様に伝わらなかった、理解されなかったということもあります。もちろん力不足だったこともあるのですが、お客様の見えないところで何を積み重ねることができたかも大切だと思います。結局は結果がすべてでしょ?と言われそうですが、仕事のやりがいや価値は、すべてがそうではないと思っている私は甘いのかもしれません。しかし、人は無理をしたり他人を装ったりしても長続きはしません。
働きがい、やりがいは、その人の存在意義だと思います。それはお客様や周囲の人に感謝されること、と言っても良いのではないでしょうか。ちょうど、社会人になろうとしている、また、社会人になったばかりの人が周囲にいたので、ちらっとそんな話をしてみました。みなさんが同意してくれて、世代ギャップはありませんでした(ちょっとホッとしました)。
さて、今年もあと1ヵ月となりました。今年1年の仕事を振り返ってみましょう、と言いたいところです。が、いままさに、お客様にご協力いただきながら年末に向けて仕事をしているところですので、振り返りは先送りにしたいと思います。そういえば、たまに弊社について「何の会社?」と質問されることがあります。お客様のお困りごとを解決する会社です、と言いたいのですが、実際は頭の中で考えをめぐらせながらお答えしています。