2025.10月号/Vol.271
私の知り合いから、車検を受けるところを紹介してほしいと依頼され、長くお付き合いしている当社のお客様(整備工場)をご紹介しました。ここまではよくある話ですが、その後どうなったか、「行ってみたよ」と連絡をくださる方もいらっしゃいます。正直、返事をいただけるとはあまり期待していないのですが、「行ってみたよ。ありがとう」と言われると素直にうれしくなります。「どうでした?」と質問して、「すごくよかった」といった返事が返ってくると、さらにうれしくなります。ネットで何でも調べられるこの時代。うれしさ倍増です。
この場合、私だけでなく、私の知り合いも良い工場を知ることができて助かりますし、工場側も売上げが上がってうれしい。私はこれを勝手に正のスパイラル=好循環な出来事として大切にしています。
当社では広告出稿のお手伝いをしています。広告の効果は予算や出稿の時期、媒体などによって異なりますが、広告も基本的に好循環を生むように考えることが重要だと思います。広告会社は、ターゲットを絞り、その商品やサービスの特徴や強みを把握した広告を作成します。ユーザーは、自分の要望に合った会社やサービスを発見することができます。また、広告主は集客が成功したことにより売上げが増加する可能性が高くなります。広告会社も良い結果をもたらしたことで広告主から感謝されます。こうした良い流れが続くように考えていくことが必要だと思います。
「良い流れがきている」という表現は、スポーツなどの世界でもよく使われます。しかし、それは偶然うまくいったわけではなく、さまざまな考えや行動があったからこそです。その流れを単発で終わらせず、さらに良い流れになるように、次のステップに生かしていくことが理想的ですが、実際はそこまで上手くいかないことも多いです。小さな成功体験や良い結果を大切にして、今できることをひとつずつやっていく――それが一番シンプルで確実な方法のように思います。
さて、話は変わりますが、「循環」といえば、人の思考にも当てはまります。気分が落ち込み、マイナスなことを繰り返し考えてしまう、いわゆるぐるぐる思考です。しかし、落ち着いて考えてみると、そのほとんどは自分の力ではどうしようもできないことや、時間が解決してくれることが多いそうですが、それでも、プラスのぐるぐる思考に変えることは案外難しいものです。
「私は失敗したことはない。うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ」トーマス・エジソン
ここに至るまで、きっとエジソンもぐるぐる思考を経験したはずです。しかし、どんなことも成功過程のひとつと捉える。
やはり発明家は違いますね。